結婚とお金(参考) 公開: 2026-07-24

結婚後のお金で後悔しがちな失敗7選|先輩夫婦が陥りやすい落とし穴

結婚後のお金の失敗は、特別だらしない人だけが陥るものではありません。むしろ真面目で、相手を信頼している人ほどはまりやすい落とし穴があります。

この記事では、先輩夫婦がよくつまずくお金の失敗を7つ、具体的なエピソード調で紹介します。責めるためではなく、「先に知っておけば避けられる」という前向きな整理です。回避策もセットで読んでみてください。

失敗1:収支を共有しないまま「別財布」で、気づけば貯まらない

「お互い社会人だし、各自で管理しよう」とスタートした別財布。家賃はどっちが払う、食費は割り勘、で回しているうちに、二人合わせていくら貯まっているのか誰も把握していない——という状態は珍しくありません。「相手も貯めてるだろう」とお互いが思い込み、フタを開けたら二人ともほぼゼロ、というケースも。

回避策:別財布でも構いませんが、「共通の貯蓄口座」を一つ作り、毎月いくらずつ入れるかだけは決めておきましょう。財布を分けることと、貯蓄目標を共有しないことは別問題です。

失敗2:見栄で背伸びした式・新居

結婚式や新居は気持ちが高揚しているぶん、「せっかくだから」が積み重なって予算が膨らみやすい場面です。式のオプション、家賃のワンランク上、新調した家具家電。一つひとつは小さくても、合計すると新生活のスタートから貯金がマイナス、ということも。

回避策:「自分たちが本当にお金をかけたい部分」を1〜2つに絞り、ほかは思い切って削る。家賃は手取りの3割以内が一つの目安とよく言われますが、地域や収入で適正は変わります。背伸びは一時的なら良くても、固定費として毎月続くものは慎重に。

失敗3:保険の入りすぎ・入らなさすぎ

結婚を機に保険をすすめられ、言われるまま手厚いプランに入って毎月の負担が重くなるパターンと、逆に「まだ若いから」と必要な保障まで放置するパターン。どちらも後悔につながりやすい失敗です。

回避策:保険は「万一のときに公的制度でカバーされない不足分」を埋めるもの、という考え方が基本です。遺族年金や高額療養費といった公的保障があるため、必要な保障額は家庭ごとに違います。商品ありきではなく、まず「いくら足りないか」から逆算を。制度の数字は改正で変わりうるので、加入前に最新情報の確認をおすすめします。

失敗4:金銭感覚の不一致を放置する

「自分は節約派、相手は浪費派」。最初は「まあ細かいことは言わないでおこう」と流していても、小さな違和感を放置すると、数年後に大きな不信に育つことがあります。お金の価値観の差は、性格の差そのものに感じられやすいからです。

回避策:どちらが正しいかを決める必要はありません。「外食は月いくらまで」「1万円以上の買い物は事前共有」など、ルールという中立な形に変換するとぶつかりにくくなります。価値観をそろえるより、運用のルールをそろえるイメージです。

失敗5:子ども費用の見積もりが甘い

「子どもは授かればいいな」とは話していても、具体的な費用感まで詰めている夫婦は意外と少ないもの。出産費用、その後の教育費、片方が働き方を変える場合の収入減。漠然と「なんとかなる」で進むと、いざというときに家計が一気に苦しくなります。

回避策:教育費は進路(公立中心か私立中心か)で総額が大きく変わるため、まずは幅で把握するだけでも十分です。「子どもを持つなら、いつ頃、働き方はどうするか」を早めに話しておくと、貯蓄ペースの設計がしやすくなります。あくまで一例として、複数のパターンで考えておくと安心です。

失敗6:片方任せの「ブラックボックス家計」

家計をどちらか一方に丸ごと任せ、もう一方は残高も支出も一切知らない状態。任された側の負担が大きいうえ、任せた側は金銭感覚が育たず、いざ管理を引き継ぐとき(病気・産休など)に立ち行かなくなります。

回避策:管理担当を決めるのは合理的ですが、月1回でも「今いくらあって、何にいくら使ったか」を二人で見る時間を作りましょう。家計簿アプリを共有すれば、毎回報告し合わなくても状況が見える化できます。担当を決めることと、情報を独占することは分けて考えるのがコツです。

失敗主な原因回避のひとことメモ
別財布で貯まらない貯蓄目標の不共有共通の貯蓄口座を一つ
見栄の背伸び「せっかく」の連鎖かける部分を1〜2つに絞る
保険の過不足商品ありきの判断不足分から逆算する
金銭感覚の放置違和感の先送り価値観でなくルールを合わせる
子ども費用の甘さ漠然とした見通し幅で早めに把握
ブラックボックス家計情報の独占月1で二人で確認
衝動的な大型出費事前共有なしの即決金額の相談ラインを決める

失敗7:衝動的な大型出費

車、高額な趣味の道具、勢いで決めた契約。片方が相談なしに大きな買い物をして、後からもめる——これは金額の大小以上に、「相談がなかった」こと自体が信頼を傷つけやすい失敗です。

回避策:「いくら以上は事前に相談する」という金額ラインを夫婦で決めておくこと。3万円でも10万円でも、自分たちが納得できる基準でかまいません。ラインがあるだけで、衝動買いの前に一拍おけるようになります。

まとめ

7つの失敗に共通するのは、「先に話しておけば避けられた」という一点です。結婚を前向きに考えるなら、お金の価値観が合う相手かどうかを早めに見極めるのも大切。まずはマリッジタイプ診断で、自分がパートナーに何を求めているのかを整理してみてください。

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