結婚とお金(参考) 公開: 2026-06-05

結婚で変わる税金・社会保険・配偶者控除の基礎

結婚すると、税金や社会保険の扱いが少しだけ変わります。「配偶者控除」「扶養」「年収の壁」——聞いたことはあっても、自分にどう関係するかは分かりにくいですよね。

この記事では、結婚で変わるお金の制度を初心者向けにざっくり整理します。数字はあくまで目安で、制度は改正で変わりうる点だけ先にお断りしておきます。

まず押さえたい「2つの扶養」

結婚で出てくる「扶養」には、性質の違う2種類があります。ここを混同すると話がこんがらがります。

それぞれ「年収の壁」と呼ばれる目安ラインがあり、ラインの金額も意味も別物です。順番に見ていきます。

税金の壁:配偶者控除と配偶者特別控除

配偶者の年収が低いと、もう一方(働いている側)の税金が軽くなる仕組みです。ざっくりした目安は次のとおりです。

配偶者の年収の目安受けられる控除
約103万円以下配偶者控除
約103万〜201万円配偶者特別控除(年収が上がるほど控除額は段階的に縮小)
約201万円超控除なし

ただし、控除を受ける側(働いている方)の年収が高すぎると控除が縮小・消失する条件もあります。金額は一例で、制度改正や各人の状況で変わるため、最終的には公式情報での確認が必要です。

社会保険の壁:130万円と扶養

税金とは別に、健康保険・年金の扶養があります。こちらの代表的な目安が「130万円の壁」です。

なお、勤務先の規模や働き方によっては106万円程度でより早く社会保険加入の対象になるケースもあります。ここも条件が細かく、改正もあるため、勤務先や保険者への確認が確実です。

共働きなら「扶養に入らない」ことも多い

ここまで「扶養」を中心に説明しましたが、フルタイムで共働きの場合、お互い扶養には入らないケースが一般的です。

「結婚=必ず扶養」ではありません。どちらかが働き方をセーブする予定があるかで、壁の話が関係するかどうかが決まる、と捉えると整理しやすいです。家計全体の考え方は結婚生活のお金も参考にしてください。

結婚に伴う手続きもセットで

制度の話と並行して、結婚時には事務手続きも発生します。代表的なものを挙げます。

改姓・転居がある人は手続きが多くなりがちなので、チェックリスト化しておくと漏れにくいです。話し合っておくべき項目は結婚前に決めておく収入・働き方も合わせてどうぞ。

まとめ

制度は人それぞれの状況で結論が変わります。まずは二人がどんな働き方・家計を望むのかを言葉にしておくと、壁の話も判断しやすくなります。価値観のすり合わせの叩き台に、マリッジタイプ診断を使ってみてください。

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